1999 東京六大学野球春季リーグ戦

キャプテン丹羽大二のリーグ戦ノート

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<たくさんの応援ありがとうございました> 99/5/25(水)

今シーズン最後の立教戦は非常にふがいない試合でした。残念とかいう気持ちにはなれません。やはり、恥ずかしいという思いや実力不足という気がしました。

今シーズンをふりかえってみると、昨年の秋春の優勝校である法政と明治に勝てたのは、少しづつですがチームが強くなった結果だと思います。たまたま勝てただけかもしれませんが、僕自信はチームが強くなっているなと感じました。

また早稲田戦や慶応戦、明治戦では遠藤が先発しない2回戦でも崩れることなく終盤まで接戦に持ちこめました。

結果だけみれば、勝てなければ接戦だろうが大敗だろうが同じ気がしますが、僕自信進歩していると感じることができました。しかし、明治の2、3回戦や立教2回戦をみてみると、やはりまだまだ実力不足です。同じ投手に2回続けて負けたり、勝てる試合を落としているようではいけません。

また、1つだけ勝ってもリーグ戦においてはだめです。勝ち点を挙げないとだめです。そうなると遠藤以外の投手が先発するときに勝てるかどう かという事が重要です。その点、春に遠藤以外の投手が勝ち星を挙げられなかったのも大きな課題でした。

もう頭の中では秋のシーズンのことを考えています。秋のシーズンまでそんなに時間はありません。当然相手も実力をつけてくるので、僕達は相手の何倍も実力をアップさせて、秋こそは本当に優勝しようと思います。簡単に達成できることでないのは十分承知ですが、この大きな目標に向かって頑張っていきます。

最後に、春のシーズンは例年に比べ多くの人が応援に来てくれました。どうもありがとうございました。本当にありがたかったです。応援してく れる人が多いほうがやりがいもあるし、絶対に勝つ確率は高くなると思います。 秋のシーズンも応援よろしくお願いします。僕達野球部といっしょに東大初優勝にむけて頑張っていきましょう。 (おしまい)

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東大野球部主将・丹羽大二捕手

<残すは立教戦!応援に来て下さい!> 99/5/12(水)

明治戦も終わり、残すは立教戦だけとなってしまいました。悔しいですがこのカードは毎シーズン最下位争いなんですよね。でも絶対に勝ち点とっていい形で春のシーズンを終えます。

話は明治戦に戻りますけど、1回戦、24年ぶりに勝つことができました。2対1で勝っていて、中盤に、このまま最後までは行かないよなーとか思ったりしてました。
で、気づいたら8回表が終わって、あと残すは9回だけでした。幸いにも8回裏に貴重な追加点が入り、非常に楽になりました。

そして迎えた9回、守りにつこうと走っていくと、何か1塁側のスタンドが異様な雰囲気に包まれておりました。そして1アウトとっただけで、すさまじい歓声。僕自身非常に冷静で、なぜかスタンド全体を見回し、思わずニコッとしてしまいました。
そして最後の打者をショートゴロに打ち取った瞬間、ベンチから選手全員がまるで優勝したかのように走ってきました。このときも僕はなぜか冷静で、とりあえず、遠藤と握手しとこうと思っていました。

でも本当に勝ててよかったです。僕達が生まれてから1度も勝っていなかっったというのも考えてみればすごいことですね。

次の日、びっくりしたことは、どの新聞もそこそこの記事になっていたのですが(やはり今回も一般紙の方が大きく取り上げていた)、朝日新聞の1面の右下の「ことば」という欄に自分のことばが載っていたときことでした。
まあ、人生のなかで朝日新聞の1面にことばが載るなんて2度とないでしょうね。これを見た中学校や高校の友人が電話をかけてきてくれ、野球やっててよかったなと言われたときは本当にうれしかったです。

2回戦、3回戦と連敗して勝ち点は取れず、悔しい思いをしたので、秋こそは明治から勝ち点を絶対にとります。

立教戦、多くの人が応援に来てくれることを期待します。今シーズン、東大の応援席は結構人が多いと思うのですが、やはり多くの人が応援してくれたほうがやりがいがあります。立教戦では絶対に勝ち点を取りますので、応援よろしくお願いします。

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東大野球部主将・丹羽大二捕手

<慶応戦には特別な思い> 99/4/24(土)

今週は空き週で試合がありません。2カード終わって1勝4敗、勝ち点0ですが、あと3カードあるので頑張ります。

今年の六大学は戦前の予想通り混戦です。飛びぬけたチームがないので今後も星の潰し合いが行われると思います。もしかしたら勝ち点3で優勝できるかもしれません。そうなるとまだまだ東大にもチャンスがあるのではないでしょうか。

今度の相手は慶応ですが、今度の慶応戦には特別な思いがあります。僕達4年生が入学してからまだ勝っていないのは慶応と明治です。とくに慶応には去年の春は2-0で勝っていながら終盤に逆転され2-3で負け、秋は5-0と序盤でリードしておきながら中盤に追いつかれ結局サヨナラ負けと非常に悔しい思いをしました。2試合とも自分がもっとしっかりとリードをしていれば勝てた(つまり自分のミスで負けた)と思うので、今度こそ絶対に勝ちます。とにかく今後3カードありますが慶応1回戦に勝てるかどうかがすべてだと思います。

今年はずっと週末に雨で、試合が中止になることもあり非常に残念です。平日よりも休日のほうがたくさんお客さんが入るので、やはり休日に試 合がしたいです。今度の慶応戦はきっと晴れると思います。みなさん是非とも球場に足を運んで東大勝利の目撃者になってください。応援よろしくお願いします。

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東大野球部主将・丹羽大二捕手

<早稲田戦はもうすぐ> 99/4/15(木)

開幕カードの法政戦が終わりましたが、何かと話題の多いカードでした。

2戦目、法政から7季ぶりに勝つことができました。7-5と2点リードで迎えた9回、連続長打で1点差となり、なおも0死3塁の場面がありましたが、不思議と負ける気はしませんでした。

あの時マウンドに監督がきてバッテリーと内野手が集まったのですが、みんなまだ1点勝ってるし、打たれても同点じゃないかという表情で落ち着いていました。

1試合に何回かマウンドに選手が集まることがあるのですが、その時は以外と冗談なんか言ったりしているときもあるのです。誰かがエラーしたときなんかは、「おいおい何してんだ」とか思ったりして、ピッチャーには「打たれても自責点にならないぞ」とか言ったりしてます。もちろんまじめに話し合ってるときもありますけど。 2戦連続完投の遠藤が報われて良かったです。やはり、エースは頼りになりますね。

勝ち点取るぞと意気込んだ3戦目でしたが、記録的大敗に終わりました。次の日いろいろな新聞(一般紙・スポーツ紙)を読みましたが、どの新聞もこの不名誉な記録を大きく取り上げていました。2戦目法政に7季ぶりに勝ったときの記事よりも、この戦後最多得点の記事の方がよっぽど大きかったですね。なぜだかスポーツ紙よりも一般紙の方が記事が大きかった気がするんですが…。やっぱり不名誉なことで話題になるのはいやですね。

いろいろ書いてみましたが、次の早稲田戦はもうすぐなんですよね。 早稲田には昨年勝ち点を上げており、相性はいいです。前評判では今年の早稲田の投手陣はいいそうですが、是非とも勝ち点をあげて大きな記事にしてもらいます。

次回は早稲田戦の後に書く予定です。

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東大野球部主将・丹羽大二捕手

<いよいよ開幕です!> 99/4/6(火)

いよいよ開幕です。相手は法政です。例年開幕戦においては東大は比較的成績がよいので、今年も昨年のように開幕戦を勝ち、その勢いに乗って 勝ち点奪取といきたいです。

チーム状態はかなりいいです。選手全員の意識も開幕に向けて高まってきており、投打ともにオープン戦からの好調を維持しております。開幕までにさらに調子をよくして、絶好調で試合に挑みたいです。

みなさん、今年の東大野球部の戦いを見に、是非神宮に足を運んでください。応援よろしくお願いします。

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東大野球部主将・丹羽大二捕手

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