東京六大学野球

竹本恵の新人戦メモ「新人戦〜2000年春」

無断転載・引用を禁止します。HPスタッフ

2000年6月9日(金) Part 2

 結局新人戦では登板することができませんでした。しかも、二試合とも負けてしまいました。どちらも勝てない相手ではなかったと思うのですごく悔しいです。

 私が投げなかったその全ての理由は自分にあって、そのことがよくわかるだけにこれからもっと頑張らなきゃ、という気持ちになります。課題はたくさんありますが、地道に、着実にやっていこうと思います。秋までそんなに時間はありませんが、意識を高く、目標をもって練習すれば結果もついてくると思います。

 6月は試合がけっこうあって、投げるチャンスもあるんじゃないかと思うので、というかそのチャンスを自分で作って結果を残したいと思います。そして、首脳陣に”竹本は使える”ということをアピールしようと思います。

Fin.

東京大学教養学部文科二類  竹本 恵


2000年5月30日(火) Part 1

 五月二十六日、真夏を思わせる暑さの中、いよいよ新人練が幕を開けた。主将の浅岡君のもとに、「勝ち」にいくためにみんなが汗を流す。チームの主力はリーグ戦メンバーだが、誰もが出場チャンスを狙っている。

 そしてもちろん私もその中の一人だった。入部して一年、この二年目の新人戦で登板して結果を残したいという気持ちは強い。しかしリーグ戦中盤から調子が悪かった肩が、その気持ちを空回りさせる。思うようにボールが投げられない。ストレートは伸びず、変化球は切れない。ただ焦りだけがボールに乗り移る。このままじゃ・・・。

 しかし新人練四日目にして、マッサージのおかげで奇跡的にも肩は快復した。長期的に見ればベストではないかもしれないが、これで新人戦への不安は消え去った。自分を信じておもいっきり投げれば、スローボールでも絶対に押さえれられるはずだ。後は登板機会を待つのみ!!

 そして三十日、対法政大学戦。中盤まで善戦したものの、結果は11-1で敗れ、私の登板もなかった。しかし明日の慶應戦こそチームの勝利に貢献できるようなピッチングを、と決意を新たにした・・・。

to be continued.

Megumi Takemoto


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