東京大学野球部

1999 東京六大学野球春季リーグ戦

第3週 明治大学 – 慶応大学 1回戦:4月25日(日) 

0 1 0 0 3 0 0 0 0 0 1  5
1 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0  4

 

[明] ○木塚 – 的場
[慶] 中村泰、●渡辺、平井 – 小河
本) 吉田(慶)
先発投手は明治木塚、慶応中村。両投手とも立上がりはイマイチで、慶応は1回四球、暴投等で2死3塁とし4番山口が左前適時打で1点を先制。明治も2回、前田のタイムリー2塁打で1点を返し同点とする。中村が立ち直りかけた5回、金子に2塁打を打たれるも2死3塁とし、バッター木塚を空振りの三振にとったかと思われたがワイルドピッチとなりキャッチャー小河が判断を誤り振り逃げオールセーフとしてしまう。続く1番高橋が2点タイムリー2塁打を放ち、その後すかさず3盗を試みて小河の悪送球を誘い、この回一挙3点。一方の慶応も5回吉田の左中間本塁打で1点を返し6回にも喜多の右中間3塁打などで同点とし、6回から登板の渡辺も要所を締め勝負は延長に縺れ込んだ。延長11回の表先頭の佐川がセンター前ヒットで出塁すると犠打などで2死3塁となり、バッター深堀の打球はショート主将の山口の正面、しかしファーストへの送球はワンバウンドしエラー、これが決勝点となり、明治が勝利した。明治はここまでの3戦すべて1点差、勝ち投手もすべて木塚で3勝目。