◆遠藤投手が1軍初登板
2001/10/1
西武ライオンズ-日本ハム28回戦で3-0で日本ハムのリードで迎えた6回裏、日本ハムピッチャーはこの回からプロ初登板の遠藤投手。打者は柴田の代打・玉野。カウント0-1から三遊間への強いゴロを放つ。サード小田はグラブを伸ばすも弾き、捕り直して一塁へ送球したが、間に合わず、内野安打を許した。ノーアウト一塁で高木浩に代打・赤田となったところでサンダースに代わった。遠藤投手の1軍初登板は2球。
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一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
日本ハム
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0 |
2 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
2 |
0 |
5 |
西武
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
2 |
(日)○ミラバル、遠藤、サンダース、新谷、神島
- 実松 |
(西)●松坂、石井、デニー、豊田-和田 |
(本)野口2ラン(8回)、垣内ソロ(9回) |
◆遠藤投手から後輩にメッセージ
「いよいよ4年生も最後のカードになってしましたね。まだ秋季リーグ戦で勝利がなく、4年生にぜひ立大から勝ち点をあげて卒部してほしいと思います。勝って卒部するのと、負けて終わるのでは全然違いますからね。
高校の後輩である井上、(山口)祐一郎にはもちろん頑張って欲しいです。井上はだんだん調子があがってきたようだし、祐一郎も”ここ一番のランナー”として活躍しているみたいです。
4年生は思い切りプレーをして、悔いの残らないよう完全燃焼してください。3年生らも4年生最後のカードを勝ち点で飾ってあげてください。」
(10/8東明2回戦を観戦に神宮球場を訪れた日ハム・遠藤投手と大学・高校の後輩、井上賢一投手と山口祐一郎選手)
◆遠藤投手が東大-日体大を観戦
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9/4
東大-日本体育大のオープン戦を観戦する日ハム・遠藤良平投手。東大球場にて。
詳しくは遠藤投手公式HP ENDOH
NETへ!
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◆5/20(土)、21(日)鶴岡ドリームスタジアム
「こんにちは。ファイターズの遠藤良平です。5/20(土)、21(日)に山形県鶴岡市の鶴岡ドリームスタジアムでイースタンリーグの日本ハム対ヤクルトがあります。鶴岡は、東大野球部が夏合宿で毎年お世話になっている場所です。もちろん僕も4年間お世話になりました。地元の方々が歓迎してくれて、いい環境で野球をやらせてもらっています。そんな思い出の場所にプロ野球選手として行けるとは、思ってもいませんでした。
が、実はひとつ問題があります。チームが行っても僕が行けるかどうかはまだわからないのです。2軍だけでもピッチャーは20人近くいます。2試合なら、行くのはせいぜい8〜9人。うーん、微妙なところです。なんとか、鶴岡の人たちに僕の勇姿をみせたいのですが・・・。」
遠藤 良平
◆2度目のイースタンリーグ登板
4/30(日)イースタンリーグの日本ハム-ロッテ(ロッテ浦和球場)で、1イニング登板。エラーとファーボールひとつ、ボークで1点を失うも被安打0自責点0。
○遠藤投手
「(投球の)内容はよかったと思います。いまは結果よりも、自分の課題であるカーブがしっかり投げられるかどうかを大事にしてます。」
◆プロ入り後初の後輩応援
日ハム・遠藤良平投手(左)と東大野球部同期の須貝謙司氏(日本航空パイロット訓練生) |
4/17(月)の東大-慶大2回戦にプロ入り後初めて、日ハム・遠藤投手が応援に駆けつけました。
○遠藤投手
「(九回裏東大が連続四球で1死二、三塁となり、)最後は熱くなったんですけど…。頑張ってほしい。」
◆イースタン・リーグ初登板
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一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
湘 南
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2 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
日本ハム
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
(湘)○細見、米、渡辺-相川 |
(日)●芝草、厚沢、清水、今関、遠藤-高橋(信) |
(本)島田(日) |
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遠藤投手が4月16日、鎌ケ谷で行われたイースタン・リーグの湘南戦で公式戦初登板し、0-4で迎えた九回表に五番手として登板し、打者3人に邪飛、左飛、右飛に打ち取りました。
○遠藤投手の話
「(登板の)チャンスを生かすことができました。六月ごろまでにいい状態にもって行こうと、投手コーチと話しています。まだ練習の段階という中で三人で抑えられてよかったです。次回も最高の投球ができるように頑張りたい」
◆遠藤投手よりメッセージ
2000年4月6日(木)
みなさんへ
こんにちは。日本ハムファイターズの遠藤良平です。プロ野球も開幕しました。残念ながら、僕は2軍スタートですが、東大野球部の後輩たちに応援されながら東京ドームのマウンドで投げる日を目指して、頑張っています。
東京六大学リーグ戦もそろそろ開幕ですね。オープン戦での調子もいいみたいですし、期待しています。投手陣には、勝利投手になったときの感激をあじわってほしいす。僕も何度か経験させてもらいましたが、本当に、人生で何度もあじわえない喜びです。この先、プロ野球の世界でプレーを続けていっても、絶対に忘れることのできない瞬間です。もちろんみんなに期待してるわけですが、特に井上には頑張ってほしいです。
神宮球場にはなかなか足を運べないとおもいますが、遠く?鎌ヶ谷から応援しています。僕も、みんなにいい刺激を与えられるように頑張らねば。
遠藤 良平
◆東大卒業式に出席
遠藤良平投手が3月28日(火)東大・安田講堂で行われた卒業式に出席しました。式典後には蓮實重彦総長から握手を求められ、「ゆっくり落ち着いてやりなさい。君は相手を焦らせるのが得意なのだから、自分が先に焦ってはいけない。東京ドームには見に行くから」と激励を受けました。
○遠藤投手
「何とかここまでたどり着きました。頑張ります」
◆教育リ-グ 湘南シーレックス戦に先発
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一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
日本ハム
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0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
2 |
湘 南
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0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
X |
3 |
(日)遠藤、吉崎、平松-実松 |
(湘)米、五十嵐、斉藤肇、三野、細見-鶴岡 |
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3/22(火)、遠藤投手が教育リーグの湘南戦(横須賀)でプロ初先発をしました。
遠藤投手は3回、四球後に味方の失策で先制されましたが、4回まで無安打。5回には2安打され、失策絡みで失点を許すも、計5回、打者18人2安打2失点(自責点0)という内容でした。5日の西武戦に次いで2敗目となりましたが、本来の丁寧な投球で結果を残しました。
○遠藤投手
「先発のマウンドはうれしかったです。学生のときは(先発が)自分の場所だったし。とにかく思い切り腕を振ろうと思いました。低めにいい球がいって、ホッとしています。今までで一番よかった。これで吹っ切れました。1軍で即先発できるとは思っていません。とにかく1軍に上がりたいので、違うところもこなしていきたい」
◆ロッテ戦(教育リーグ)で好投!!
3月8日(水)、遠藤投手が教育リーグのロッテ戦(鎌ケ谷)に登板しました。スコア1-1の5回から、ロッテ・信原選手、橋本選手の左打者に対し、二ゴロ(エラー)と右飛に打ち取り、”対左打者”に結果を残しました。
○遠藤投手
「徐々に状態はよくなってきています」
なお、遠藤投手が登板予定だった12日(日)の巨人戦(鎌ケ谷)は雨のため中止になりました。
◆教育リーグに登板
遠藤投手が3月5日(日)、教育リーグの西武戦(西武第2)に登板しました。同点の五回、2番手としてマウンドに立った遠藤投手は、七回に高山健、岸川に連続適時打を許し、2回1/3で6安打3失点という内容で、プロ初黒星。
○遠藤投手
「今は焦って結果を求めるより1軍に上がる時はしっかりした状態にしたい」
○浅野2軍投手コーチ
「まず大学時代のよかった時に調子を戻すことが先決。プロの打者に対しながら慣れることでしょう」
また、6日(月)、今年入団したプロ野球選手を対象にした新人研修会が、横浜市内のホテルで開かれ、遠藤投手も出席、各講義を熱心に聞いていた様子。
○遠藤投手
「講義の内容はどれもためになりました。特に二十三年間も現役だった山本氏の野球への思いが印象深かったです。自分もとことん野球をやろうと思っています」
◆出直し・・・
2/27(日)遠藤投手は中日戦とのオ-プン戦にデビュー登板しましたが、高橋選手に3ランを喫すなど1/3回で3失点、13球の1軍マウンドとなりました。
球場に拍手が沸き起こり、六回からマウンドに登った遠藤投手。先頭の福留選手に2-3から右前安打。次の山崎選手には三塁線二塁打で無死二、三塁。高橋選手には0-1からのスライダーと左中間に本塁打。井上を二ゴロに打ち取ったところで森投手コーチがマウンドの遠藤投手に歩み寄り、交代。
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一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
中日
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0 |
0 |
2 |
1 |
0 |
4 |
0 |
1 |
0 |
8 |
日本ハム
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
3 |
○遠藤投手
「硬くならずに投げられた。自分のピッチングをして打たれんだから仕方がない。これぐらいでめげるようならこの世界に入ってきません。悔しいけど、ここからスタートです。チャンスを自分でもぎとって1軍に来ます」
○大島監督
「今のままでは無理かな。いい勉強になったと思う。連れて行って次とは考えられない。教育リーグで投げてもらう」
○中日・福留選手
「キレのあるボールはきていましたよ」
◆1軍へ合流!
遠藤投手が22日1軍に昇格し、26日ヤクルト、27日中日のオープン戦に登板する予定です。その後の1軍帯同このオープン戦の結果次第となりました。
2月20日の紅白戦では3打者に2四球と不本意な結果でしたが、大島監督の方針のもと、正田投手、田中内野手とともに遠藤投手の1軍昇格が決まりました。
遠藤投手は23日に1軍宿舎に移動し、3月1日まで名護に残る1軍でトレーニングを続けます。
○遠藤投手
「えっ?と思いました。複雑な気分です。素直には喜べません。(26日のヤクルト戦については)古田さんと勝負してみたいです。」
○大島監督
「話題性があるし、1軍でちょっと預かってみようということ。今後どれだけ球に威力が出てくるのか見てみたい。」
○森投手コーチ
「26日のヤクルト戦(浦添)、27日の中日戦(名護)でチャンスがあれば投げさせる。」
◆紅白戦に登板も・・・
遠藤良平投手は2月20日(日)、宜野座村で行われた1軍vs2軍の紅白戦に初登板しましたが、打者3人に2四球という内容でした。
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一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
計 |
紅組(1軍)
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
白組(2軍)
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
○遠藤投手
「力んでしまいました。きょうは5点。全然駄目です。出直しです。プロの威圧感?迫力ありましたね。」二回2死三塁の場面で登板し、小笠原選手をカウント2-2から真ん中高めのスライダーで中飛にうち取りましたが、三回金子、片岡選手に連続四球を与え、予定の3人で降板しました。
○大島監督
「もっとキレのある変化球がくるならいいが、相手のミス待ちの投球ではね。オープン戦のどこかで投げさせたいと考えてはいるが…。」
◆初のフリー打撃登板!!
遠藤投手は2月10日、2軍の沖縄・宜野座キャンプでフリー打撃に初登板し、大学時代から定評ある抜群のコントロールを披露しました。打者3人、ストレート35球。(ボールは4球。)ヒット性の当たりは8本でサク越えは0本。
「僕はコントロールが身上です。やっと野球らしくなってきました。早く(実戦で)投げたいです。」
フォームを意識しながら6分程度の投球でした。首脳陣の評価もあがり、20日に宜野座で行われる1軍対2軍の紅白戦での登板もありそうです。
○佐野2軍監督
「コントロールの良さが分かった。どんな変化球を投げてくるのか楽しみ。(紅白戦では)片岡、小笠原が出場するなら登板させてみたい。抑えれば自信になる」
○大島監督
「対左打者を見てみたい。片岡と対決?面白いじゃない」
○西選手
「ストライクがどんどん入る。初めてなのに大したもの。いいリズムで投げていた」
○飯山選手
「初めてにしては高めにもいい球がきていた。リリースポイントが安定していた」
○日里選手
「コントロールがよかったので驚いた。フォームもきれいだし、球もいい回転をしていました」
◆大島監督の前で初投球
2/5(土)、遠藤良平投手が2軍のキャンプ地、宜野座を訪れた大島監督の前で投球練習を行いました。開発中のシンカーを混ぜて、捕手を立たせてまま35球、キャンプで初めて捕手を座らせて「あまり力を入れないで投げようと思った」直球を16球、合計投球数は51球。遠藤投手の感想は「6、7分の出来です。ちょっと力みました。全体的にまっすぐもいまいちだったな、という感じがあります」。
大島監督は「やっと(捕手を座らせて)投げたね。遠藤とすれば、早くアピールしたいという気持ちがあるだろう。その気持ちをどこまで抑えながら、いざマウンドに立ったときどれだけの勝負ができるか、だね。1日では評価できないし、実戦で見たい」。
遠藤投手も「早く実際に打者に投げてみたい」と実戦登板をアピールしたところ、15日からの第5クールでのフリー打撃とシート打撃、20日の紅白戦での登板が内定されました。仕上がりよっては、18日(金)のヤクルトとの練習試合(詳細未定)で登板も。遠藤投手の頭脳的投球に注目が集まります。
4日の休日では他の新人選手ともに名護市の空手道場「龍鳳館」で、中国拳法の流れをくむという沖縄劉衛流空手に挑戦した遠藤投手。空手着に着替えて利根久博館長(45)から形の指導を受けた遠藤投手らはさすがに勝手が違ったようです。
◆「虎視眈々」 宜野座キャンプスタート!
2/1(火)初キャンプに挑んだ遠藤投手の心境は「虎視眈々」。文字どおり、耽々と1軍昇格を目指します。
遠藤投手がブルペン入りし、テレビ局を含めた大勢の報道陣が押し寄せました。捕手を立たせたまま、32球を投げた遠藤投手は、「気持ちはきょうから全開のつもりです」。
写真は鎌ヶ谷スタジアムのロッカーでユニフォームを披露してくれましたときのものです。キャンプ中の姿も随時ご紹介します。
◆HPスタッフが遠藤投手を訪問!(鎌ヶ谷)
「努力は必ず報われる」
日本ハムファイターズ
遠藤良平 48
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「日本ハムファイターズタウン鎌ケ谷の見学を兼ね、遠藤投手を訪ねました。午前中の練習を見ることができなかったので、練習をしている姿は見ることができませんでしたが、とても元気そうでした。
球場、室内練習場、寮など施設は日本一という噂通り、とても素晴らしかったです。」
(HPスタッフ 石田、山岸)
1月15日(土)東大の新年の練習開始日に偶然、遠藤投手に会いました。「これからパソコンを買いにいきます!」
今までは大学の研究室にあるものを主に利用していたそうですが、「これからも電子メールやインターネットなどどんどん利用していきたい」とのこと。
左下写真は勇翔寮の遠藤投手の自室です。(机の上にあるのがそのノートパソコン。)
右はトレーニングルームでウェイトトレーニングを行う遠藤投手。
東大野球部OB(98年卒)現ミズノ勤務の木村哲郎氏より
「ドラフト指名後すぐに、グラブ、スパイク等使用用具をミズノで提供することに決りました。(写真の)自主トレ等で来ているブレーカー、ジャージ類もミズノより提供分です。
今後遠藤が活躍すれば、遠藤モデルという商品が世に出るかもしれません!後輩への応援よろしくお願いします!」
◆2月1日より春季キャンプ
遠藤投手が2月1日からはじまる宜野座キャンプに参加が決定。
球場)宜野座村(ぎのざそん)野球場
宿舎)ホテル名護城 沖縄県名護市大東3-20-14
東大野球部をご声援下さる方がたへ、遠藤投手よりメッセージが届きました。
◇ ◇ ◇
『このたび、日本ハムファイターズに入団することになりました。チームメートや、監督をはじめとする東大野球部関係者、そして応援してくださった皆様に支えられてここまで来れたのだ、と思っており、本当に感謝しております。
僕は、東大野球部、そして神宮のマウンドという環境で成長させてもらったことをうれしく思います。4年前、神宮のマウンドで投げることだけを考えて東大に入学しました。そのマウンドで、4年間、大きな怪我もなく投げ続けることができ、今度はプロ野球という夢の舞台のスタートラインに立てるのですから、こんな幸せなことはありません。
これからは、厳しい世界になるのだ、という覚悟はあります。その中で、なんとしてもはい上がり、僕が活躍することで、東大野球部の存在を世間にアピールできたら、と思っています。また、後輩達にいい刺激を与え続けたいとも思いますし、「東大で野球をやろう!」と思う高校生を増やすことに、少しでも貢献したいとも思っています。それが僕の役目であり、そして、育ててもらった環境への恩返しであると思います。』
2000/01/12(水)
日本ハムファイターズ・投手) 遠藤
良平 背番号48
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◇ ◇ ◇
今後も遠藤投手よりメッセージが届きしだい、ご紹介していきます。
◆「勇翔寮」に入寮
日本ハムファイターズ「勇翔寮」
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遠藤良平投手が1月10日(祝・月)、千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」に入寮しました。なお入寮の際には、東大野球部同期の日本航空入社予定の須貝謙司氏、大学院進学予定の大口裕之氏に協力してもらったそうです。
2000年卒部生アルバムのページには2000年卒部生の進路先を紹介しております。
入寮にあたり、遠藤投手のコメント
「とにかく今年中に1度でも(1軍の)東京ドームのマウンドに上がることが当面の目標です。」
◆日本ハムファイターズ正式契約と入団発表
日本ハム正式入団発表で会見する遠藤投手
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12月22日(水)に日本ハムファイターズと正式契約後、東京・港区の全日空ホテルでドラフト指名7選手の入団発表が、約50人の報道陣を前に行われました。
記者会見に臨んだ遠藤投手(23)
「ファイターズのユニフォームを早く着たかったので、袖を通すことができて感激しています。ゲームの中で成長していきたい。早く1軍に上がること、長く現役を続けることが目標です。」さらに、「早く(新聞の)1面に載れるよう頑張りたいです。」
日本ハムの印象については「ファームの施設がいいです」。目標を求められると、「開幕戦の中継ぎ投手で出られるように頑張ります」(会場笑)。
「(東京六大学の先輩)高橋由伸さんと対戦したい。成長した姿を見せたい。」遠藤投手は慶大(’98卒)当時の高橋由伸選手を9数2安打(打率.222)に抑えている。
遠藤投手(扇右)らと大島監督(中央)
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日本ハム・大島康徳監督(49)
「左がいないと言われた日本ハムだが、(5人の左投手入団で)左腕王国ですよ。どうぞ思い切って東京ドームのマウンドで羽ばたいてください。期待しています。」
「遠藤君は受け答えがしっかりしていて自分をわきまえている。素晴らしい。投げる場面まで計算しているのも頼もしい。(正田投手とともに)非常にクレバーだね。自分がどうしたら試合に出られるかが分かっているよ。」
「チャンスは大いにあります。名護キャンプでは新人全員、一軍でスタートさせることを考えている。正田、遠藤はマスコミも大きく扱ってくれるし、力があれば、オープン戦まで帯同させて1軍に置いた方が(力を)見極められる。」
遠藤投手と巨人・高橋選手の対決については「(3/12(日)の東京ドームの巨人戦で)機会があればね。遠藤の夢でもあるから」と遠藤投手の巨人戦で全国デビューの可能性も。
◆日ハムと仮契約
日本ハムファイターズに入団する遠藤良平投手
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遠藤良平投手は11/20(土)、都内の同大工学部会議室で河野部長、三角監督同席のもと日本ハム・三沢編成部長と初の入団交渉を行い、仮契約を結びました。なお、背番号は「48」に決定。
遠藤投手の話
「これで本当にプロ野球選手になれるのかな、という感じです
。今後はウイニングショットと言える変化球を身に付けたい」
日本ハム・三沢編成部長の話
「体にバネがあるから、鍛えればボー
ルは速くなる。左のワンポイントで使いたい。期待している。」
◆日ハムよりドラフト第7位指名
遠藤良平投手(教育4年・筑波大附属)が日本ハムファイターズに第7位指名されました。
【ドラフト記者会見】
日時 |
11/19(金)16:30〜19:00 |
場所 |
東京大学本郷キャンパス
安田講堂4階記者会見室 |
遠藤投手の話
「小さい頃からプロ野球選手になることが夢だったので、とてもうれしいです。今は東大だから指名されたと思われていますが、必ず実力で勝負できるようになり、できるだけ長く現役を続けたい。
大学時代はあまり勝てませんでしたが(8勝:東大歴代5位)、神宮でたくさん投げられたのは大きな財産です。大卒でもあり、少しでも早く1軍のマウンドに立たちたい。」
三角裕監督の話
「左投手で、変化球も豊富。何よりも遠藤には野球をやることに迷いがない。プロに入っても伸びると思う。活躍を期待している。」
ドラフト結果
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