両校譲らずdraw神奈川野球の聖地・横浜スタジアムで行われたブリティッシュ・コロンビア大学とのナイターゲームは、凱旋した神奈川球児が躍動し、カナダの強豪との試合を引き分けに持ち込んだ。初回、先発の小林大(3年/横浜翠嵐)は三者凡退の立ち上がりを見せると、その裏、笠原(2年/湘南)が快音を響かせ先陣を切る。2死から三鍋(4年/川和)が適時打を放ち先制すると、2回にも2死1塁から笠原が適時三塁打を放ちリードを広げるが、3回、失策で招いたピンチの場面で適時内野安打2本で不運な形で追いつかれる。2死までこぎつけるも、ポテンヒットが2点適時打となりリードを許してしまう。だが集中力が切れなかった今日の東大打線、直後の攻撃で、2死から青山(3年/広島学院)の二塁打などで1点差に迫ると、代走から出場した伊津野(2年/栄光学園)が三盗に成功。これが捕手の暴投を誘い、一気に同点のホームを踏んだ。その後はお互いピンチを作りながら得点を許さない攻防が続き、7回裏で21時に到達し、時間制限によりこの回で打ち切り。両校譲らず引き分けとなった。 |